部隊を動かすための目主集経統機奇保簡(もくしゅしゅうけいとうききほかん)

戦いの原則

部隊を運用するにあたり、「戦いの原則」を用いて部隊を運用するとスムーズに運用できます。

また、幹部は実際の作戦の際、「戦いの原則を特性に応じて総合的に活用しなければならない」

という教育をうけています。

それでは戦いの原則についてシェアしていきましょう。

(1)目標

戦いにおいては、目的に対して決定的意義を有する目標を確立し、その達成を追求しなければなりません。

被せて言いますが、徹底的に達成を追求しなければなりません。

また、作戦行動究極の目的は、敵の戦意を破砕して戦勝を獲得するにあります。

相手の指揮官の戦意を喪失させれば戦いは勝ちなのです。

物理的ではなく、精神的な事で相手の指揮官の心を折れば勝ちという線引きをできるわけです。

(2)主導

主導の地位を保持して戦勢を支配することは、戦勝獲得のためきわめて重要です。

軍隊の教育では個人の積極性を重視します。

これは積極性こそが主導を確保し戦勝獲得のための唯一の近道だからです。

また、攻撃は主導性を確保して決定的成果を収めうる最良の方法です。

勝つ為には攻撃しかありません。

(3)集中

有形・無形の各種戦闘力を総合して、敵にまさる威力を緊要な時期と場所に集中発揮することは、

戦勝獲得のためきわめて重要です。

これは物理的に相手を上回る武器・人・物資・車両という意味です。量の重視です。

しかしながら、ただ、量の重視といえども、総合的な量ではなく、

ある場所の瞬間的な戦闘において量を集中させればよいのです。その時期・空間において量を上回らせることが重要です。

(4)経済

戦いにおいては全戦闘力を有効に活用しなければなりません。戦闘力の無駄遣いはご法度です。

特に決勝点以外に使用する戦闘力を必要最小限にとどめる必要性があります。

また、いざという時に友好的に戦闘力を発揮できるためには、常に、最善の力を磨いていかなければなりません。

(5)統一

統一は、各部隊の全戦闘力を総合して、共通の目標を達成するためきわめて重要です。

緊密な調整と関係部隊間の積極的な協力が必要であり、一人の指揮官に必要な権限を与える場合、統一は最も容易となります。

(6)機動

機動は、所望の時期と場所に所望の戦闘力を集中して、相対戦闘力を我に有利にするためきわめて重要です。

運動力の発揮、気象・地形の克服、火力の発揚および適切な兵站支援により、機動力の発揮に努めなければなりません。

(7)奇襲

奇襲は、相対戦闘力を我に有利にし、戦勝を獲得するためきわめて重要です。

敵の意表に出て対応のいとまを与えないことは、奇襲成功の要件として特に必要です。

(8)簡明

戦いは、錯誤と混乱を伴うのが常態です。

このため、作戦はすべて簡明を基調としなければならなりません。

(9)保全

保全は、敵の脅威に対してわが部隊を防護し、行動の自由を確保するため重要です。

適切な情報と警戒とは、保全のための基本手段です。

覚え方

上記9つの単語の頭文字をつなぎあわせて、「もくしゅしゅうけいとうききほかん」と覚えれば、いざという時にはすぐに思い出しやすいです。

ちなみに僕は、主導を特に大事にしています。

主導性を保持して常に仕事を実施し、自分の意思を貫く積極性を前面に出す事に意識しています。

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