計画の肝となる方針案出のための戦術的思考

戦術的思考は、時々刻々と変化する環境の中で、

5つの段階を繰り返して、継続して行う思考です。

PDCAサイクルと同じような考え方で、ぐるぐる回すことにより

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綿密且つ具体的な計画を作成する事を意としています。

第1段階

まずは計画策定する上で、目的を明確化することが大事です。

「目的」の明確化により計画全体の「方向性」が得られます。

第2段階

「我」と「敵」の戦力(保有する手段)の優劣を考えます。

簡単に言いますと物理的・精神的にどちらが優れているの?ってことです。

次に「空間」を考えます。いわゆる場所です。地形等です。

次に「時間」を考えます。いわゆる推移です。期間等です。

これらを複合し、場所という空間に時間的推移を考慮して、

いつの時点で、どちらの戦力が優っているのか?

または、どこの場所でいつの時期が我の戦力が優っているのかを調べます。

第3段階

「我」の「目標」(何をどうする)を確立します。

それから「方策」(いつ、どこで、いかにして)を案出します。

重要なのは、この段階で方策を複数のオプションとして列挙します。

第4段階

「敵」の「企図」(目的、目標)及び「方策」を推察します。

ここで重要なのは、かならず敵の指揮官目線で考察することが重要です。

そのためには、敵に関する情報を継続的に収集する事がポイントです。

第5段階

第1から第4段階をもとに、

「我」「敵」「空間」「時間」を総合的に判断し、最良の「方策」を決定します。

この時に重要なことは、「我」と「敵」が取りうるあらゆる「方策」を組み合わせて、

シュミレートします。

それぞれの組み合わせの問題点・対策を打ち出し、組み合わせの中で優劣をつけます。

「方針」の確立

こうして確定した「目的」「目標」「方策」を一体化して簡潔に表現したものが、「方針」となります。

この「方針」をさらに具体化したものが計画になります。

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計画の中のそれぞれの部隊に必要な事項が「命令」となります。

結論

全ての行動には方針を打ち出さなければなりません。

第1から第5段階を何度も何度も繰り替し回すことにより、深い思慮された方針を打ち出すことができます。

また、方針とはリーダーが最初に発する言葉なのでその言葉には重みをつけるべきです。

かのアレキサンダー大王は

遠征の際、「I will〜」という言葉で部隊に方針を与えたそうです。

この「I will〜」が方針です。

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